検査技術科学専攻 [2021年度卒業]
埼玉県内のがん専門病院で臨床検査技師として勤務
病気の早期発見・早期治療のために、正確な検査結果を提供します
私はがん専門病院の血液検査室にて、赤血球数や白血球数などの基本的な検査に加え、骨髄像検査やフローサイトメトリ検査を行っております。白血病やリンパ腫などの多様かつ稀有な症例に触れ合う機会に恵まれており、知識・経験を積みながら、血液検査におけるスペシャリストになるために日々精進しております。
検査技術科学専攻[2018年度卒業]
東京都内の巡回健診を中心に行っている医療法人財団にて臨床検査技師として勤務
集団健診のプロとして、1人1人の未来のために
私の仕事内容は、学校や企業、官公庁などを回り健康診断を実施する、巡回健診を中心に行っています。病院などに比べ、受診人数の母数がとても多い為、一つ一つの検査をスピーディーに、かつ所見を見落とさない知識・集中力が必要です。そのために医師や看護師、一般職の方との連携が大事だと感じる場面が多々あり、埼玉県立大学の連携と統合という言葉を常に胸に置いております。
検査技術科学専攻 [2020年度卒業]
ヘルスケア事業の企業で治験サポートとして勤務
新薬開発に携わる治験コーディネーター
新しい薬やワクチンを開発するための治験のサポートをしています。埼玉県立大学では授業、サークル等で他学科との交流の機会が多くあったため、そこで培った知識やコミュニケーションの取り方が現在の仕事に生きていることを実感します。臨床検査技師の資格を取得したことで、治験業界でもその知識を活かすことができます。
検査技術科学専攻 [2016年度卒業]
不妊治療専門クリニックで胚培養士として勤務
生殖補助医療の要として日々技術を磨いています
胚培養士の主な仕事は、卵子と精子を受精させて培養することです。
命の元となる受精卵を扱うため神経を使う作業が多く、高い倫理観も必要になりますが、その分やりがいは大きい仕事です。在学時のIPW実習で、他学科と各専門職の知識や意見を出し合い、患者さんのためにできることを真剣に考えた経験は、今の私の仕事に対する姿勢につながっていると感じます。
検査技術科学専攻[2019年度卒業]
本学大学院で睡眠検査分野の研究をしながら、東京都内の国立研究センターにて研究職、臨床検査技師として勤務
睡眠検査の専門知識・技術を活かせる研究者を目指しています
女性の月経前の睡眠問題(眠気・不眠等)に着目し、女性の睡眠問題改善の為の身体運動プロトコル開発、放熱と睡眠脳波構造の関連、生理的メカニズムの解明に取り組んでいます。睡眠検査一つをとっても習得すべき知識・技術が多くあり、私も睡眠検査のスペシャリストになれるよう、日々臨床と研究に邁進しています。専門的な検査の知識・技術を教えてくださる先生方、研究環境に恵まれている事が本学の強みの一つだと感じます。