作業療法士は、からだやこころの不調などによって毎日の生活に困難を感じているあらゆる人に関わり、子どもから大人まで、それぞれの生活の場でその人らしい生き方ができるように支援します。
本学では1年次より毎年、臨地実習の機会を設けながら、医学的知識や作業療法に必要な専門知識・技術を講義や学内実習、eラーニングなどで学びます。特に4年次には様々な分野の病院や施設で、実践的な作業療法を経験します。さらに、国内・外で活躍する作業療法士を招き、新しい作業療法の可能性を学び展開できる場を提供しています。
作業療法士の仕事は、病院における急性期・回復期から、施設や地域・在宅における生活期のリハビリテーション活動まで幅広い対応が必要になります。そのため、科学的、分析的な思考能力と創造性及び柔軟性を養い、生活を科学するエキスパートとして問題を解決できる能力と行動力及び国際的な視野を備えた作業療法士を育成します。
作業療法は、病気や障がい、高齢などで生活に困難を抱える方々が「できること」「やりたいこと」「やるべきこと」を実現するためのリハビリテーションの一分野です。本学の作業療法学科では、1年次から学外実習を経験し、実践力を養うことができます。また、国家試験対策も充実しており、学生一人ひとりを支える担任制を採用しています。さらに、3Dプリンタを活用した補助具の開発や、アントレプレナーシップ教育を通じて、新たなアイデアを生み出し地域社会に貢献する力を育みます。15名の教員が多様な専門性を活かし、充実した学びを提供する環境のもと、皆さんも作業療法の可能性を広げ、人々の暮らしを支えるプロフェッショナルを目指してみませんか?